平成24年 新年互礼会を開催しました

公開日:2012.01.18

カテゴリー:事務局ニュース

1月11日(水)ウェスティンホテル大阪・花梨の間において、恒例の新年互礼会を開催しました。
工業組合員をはじめ関係団体等から170名が集い、相次ぐ自然災害に見舞われた平成23年を乗り越え、新しい年が昇竜のごとき1年となるよう誓い合いました。

【理事長挨拶】

  新年明けましておめでとうございます。皆さんにおかれましては、ご家族団らんの中で良いお正月を迎えらえたことと思います。

  さて、昨年を象徴する漢字の一文字は「絆」でありました。一方、我々生コン業界が掲げたスローガンは、「生命(いのち)を守るコンクリート」であります。この「生命(いのち)」とは、この世に生きる「生きもの」すべてを含む。よって、「生命」と書いて「いのち」と表現しました。

そして、まずは震災からの復興、次は防災。私たちが造り出すコンクリートの果たす役割は非常に大きい、このことを社会の人々に広く示すこと、その為には我々が安定した生コン業界を築き上げることです。

  企業は人なりと申します。生コン業界も同じであります。そこで、我々がその日一日を価値のある生き方をするにはどうすれば良いか。ある本に、この様な事が書いてありました。それは、“朝早く起きろ”と言うことです。

人間は母親の胎内で月十日、そしてこの世に生まれて参ります。この十月十日、この文字をひとつにすると“朝”という漢字になるんです。生まれた赤ちゃんは、自分の人生の「朝」が誕生したのです。

世界では何処かに朝がやってきている。

・日本でお昼ごはんを食べる頃は、ロシアのモスクワに朝が来る

・3時のおやつを食べる頃は、イギリスのロンドンに朝が来る

・夜の食事をする頃は、ブラジルのサンパウロに朝が来るんです。

あの有名な「最後の晩餐」、そして「モナリザ」で知られる芸術家のレオナルド・ダ・ヴィンチは、自分の著書“絵画論”で、光と闇の切り替わる境界に「美」が宿ると書いている。

だから、夜の闇から朝日が昇るこの一瞬の光景は美しい!そして、この朝日を浴びると、その光の刺激が目の網膜から脳へ伝わり、セロトニンという物質が分泌される。これが、心を穏やかにさせ、体調を整えてくれるそうです。

  現在、日本には100歳以上のお年寄りが約200名おられるそうです。その約9割が、過去より朝4時起床が習慣だったそうであります。

  また、40年間増収、増益、業界ナンバーワンの利益率を誇るお菓子のデパート「吉寿屋(よしや)」という会社があります。“大阪の摂津に有ります”この会社には、3000万円の正社員もいれば、1000万円のパートさんもおられるそうです。この会社の神吉会長は、この要因を“早起き”だと言われ、朝6時の出社を続けておられるとの事。ちなみに、東京商工リサーチの調査によると、会社の代表者が朝の7時までに出社している会社の倒産件数は、何とゼロだそうです。

  では最後に、我々生コン業界の明るい明日を築くために、鋭い感性と良いひらめきを生み出してくれる早起きの素晴らしさに取り組んで行こうではありませんか。

  それでは今年もどうかよろしくお願い申し上げます!


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