議長挨拶
「レディーミクストコンクリートの日常管理の徹底と安定供給を充実させ、使用者から高い評価と信頼ならびに理解と協力を得る」ことを目的に全国統一品質管理監査制度が1995年12月に発足し、1997年からは産・官・学構成の全国生コンクリート品質管理監査会議(全国会議)が策定した全国共通の「全国統一品質管理監査基準」、「全国統一品質管理監査基準チェックリスト」に基づき、各地区会議にて生コンクリート工場への立入監査を行っております。
本制度におけるレディーミクストコンクリートの合格工場は、国の機関や関連学会、ならびに自治体の仕様書等の中で、工場選定基準に推奨事項として明記されています。現在、ほぼ全ての都道府県において選定条件あるいは選定推奨条件として記述されるまでになりました。
国土交通省の土木工事共通仕様書(令和6年3月)には「JISマーク表示認証製品を製造している工場で、かつ、コンクリートの製造、施工、試験、検査及び管理などの技術的業務を実施する能力のある技術者(コンクリート主任技士等)が常駐しており、配合設計及び品質管理等を適切に実施できる工場(全国生コンクリート品質管理監査会議の策定した統一監査基準に基づく監査に合格した工場等)から選定しなければならない。」と明記されています。
大阪兵庫生コンクリート品質管理監査会議(本会議)におきましては産・官・学の委員の下で監査内容を審議し、令和7年度の立入監査を9月~10月に実施しました。
この度、令和7年度の監査結果がまとまりましたので、ここにご報告申し上げます。
今年度の監査実施工場数は、175工場です。監査は、「令和7年度全国統一品質管理監査基準」に基づき、A総括的事項(19項目)、B個別的事項(94項目)、C実地調査(6項目)及び望ましい要項(8項目)について実施いたしました。
全国会議が策定した「令和7年度適合判定基準」に従い、本会議で厳正に審議した結果、175工場の合格を承認いたしました。これらの合格工場には、全国会議より、㊜マーク使用が承認されます。
なお、合格工場において良好な品質管理状態が維持されていることを確認するため、合格証有効期間中に、合格工場数の10%以上の工場への査察を行うとともに、査察工場を除く全ての工場に対しては本会議独自の実地監査を行います。
この報告書が多くのご関係各位のご高覧に供され、生コンクリート業界の品質管理の現状に対するご認識を高めていただくとともに、ご理解賜りますれば幸甚に存じます。
令和8年3月
大阪兵庫生コンクリート品質管理監査会議
議長 大野 義照
(『令和7年度全国統一品質管理監査結果報告書』より)